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我が家のひょうきん者
by SorairoS
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skin by excite

カテゴリ:出産の話
  • カノン 出産物語 ③
    [ 2008-05-02 03:50 ]
  • カノン 出産物語 ②
    [ 2008-04-30 03:06 ]
  • カノン 出産物語 ①
    [ 2008-04-29 06:18 ]
  • 初めまして、カノンです。
    [ 2008-04-26 09:03 ]
カノン 出産物語 ③
一息ついたところで、出産物語に戻ります。


エピドラルが効いて
平和に時間だけが過ぎていっている早朝、
ドクター(←かなりの動物好き)が到着。

挨拶とそれまでのデータのチェックを確認。
気がつけば、部屋は戦闘態勢に入ってきた感じ。

ドクターが一旦部屋を出てる間に
ナースが子宮口の開き具合を確認したら

「準備完了!」

とのこと。


そうすると間もなく着替えを終えたドクターと
その他のアシスタントさんたち(?)が数人部屋に入って来て

「じゃあ、これからイキんでみましょうかっ」

とのこと。


その頃、すでに私自身が
赤ちゃんの頭がもう出口寸前まで来てるのを感じてたので
もー、早く出したい!という気持ちでした。

その隣で、ドクターがふみくんに

「今から通常の分娩を試すけど、
赤ちゃんが疲れて来ているから(例の心拍数低下の話だと思われる)
もし途中で無理だと判断したら
帝王切開に切り替えるから」


って話をしてて、マジかよ〜とちょっと思う。

(※ 私が無視されてるわけじゃなくて
私が通常通りの判断ができない状況の時に
ふみくんが私に代わって決断やサインができる人です、
という書類を事前に提出済み)



帝王切開も会陰切開もしたくないとは思ってたけど
一番の目標は『元気な赤ちゃんを産む事!』だから
必要ならば受け入れるつもりだったので気持ち的には問題無し。


私のまわりには主治医、ナースを含め
イキみのタイミングでお腹を押してくれる違うお医者さんとか
たくさんの人に囲まれてお産が始まりました。

これは始まってから赤ちゃんが出てくるまで、ほんとに早かった。
想像してたよりも、結構あっけなく表の世界に出てきました。

薬を入れていたから、その時に自覚症状はなかったけど
終わったときの疲れ具合から察して
それぞれのイキみは、すんごい体力を消費してたと思います。

途中、何でか分からないけど涙が出て来て
変な高揚感というか興奮状態だったんだけど、
まわりの掛け声とか、ふみくんの励ましの声で頑張れました。


赤ちゃんが出てくる時の感覚は、とっても不思議でした。
何か挟まってるぞとか、ズルズル出てきてるぞとか分かって
自分で何だか「おぉ、すごっ!」って思ってしまった。

帝王切開になることなく、すぽっと出てきて、
すぐに赤ちゃんの泣き声がして
そして、すぐに女の子って教えてもらって
感動と達成感と嬉しさで、珍しく人前で泣いてしまった。

↓産まれたてのカノン
そんな中、ふみくんから「頑張ったね。よくやったね。」と言われ
今までのしんどさが全て吹っ飛びました。

こうやって労いの言葉をかけてもらうのってすごいエネルギーになるんだなと実感。


これで全部終わった〜と思っていたら
何やらドクターは、裁縫でお忙しい様子。

もしやと思い、「もしかして切られた?」ってふみくんに聞いたら
「うん、最後のさいごでチョッキーンってされてたよ」とのこと。

しかも、赤ちゃんが出てくるときに腕をひっかけたとかで
ちょっと裂けたとのこと(←このせいでキズの深さが4/5なのだろうと思われる)。

数日この生傷がめちゃ痛くてどうしようかと思ったけど
すごいぞ人間の体って。一週間でもうほぼ治ってきました。

これも想像するだけで怖いっ!って思ってたけど
そんなに怖がるものでもないですね。


そんなこんなで、初めての出産を経験しました。
あっけなかったようで、すんごい濃い時間でした。

入院期間中も、共有部屋にも関わらず患者が少なかったために
ふみくんも快適に夜も付き添ってもらえて
合宿みたいで楽しかったです。

これからは、私がカノンの第一責任者。
一緒に頑張ろうな、ふみくん、そしてカノン。

今はふにゃふにゃでちっちゃいけど
すぐに大きくなってしまうんだろうな〜。
そう思うと、すでに寂しくなってきてる新米ママです。


以下、動画です。
興味がある人はどうぞ〜。


【動画:産まれたばかりのカノンちゃん】
【動画:パパ、へその緒を切る】
【動画:カノンと初対面】
【動画:体重測定】
【動画:身長測定】
【動画:母になって12時間】
【動画:カノンと焦る新米パパ】


ほんとに産まれる瞬間のもイイのが撮れたんですが
ここで出すには生々しすぎるかなと自粛です(笑)
ま、全然グロくないけどね。何回も観て、何回も感動してます。

by SorairoS | 2008-05-02 03:50 | 出産の話 | Comments(20)
カノン 出産物語 ②
いやもうほんとに、あんなに痛いと感じた痛みは人生初です。

どんな痛みかを言葉で表現するとしたら・・・
どう考えてもサイズ合ってないやろ!っていう小さいコルセットを
ギュウギュウに締め付けられてる一方
内側からは、風船をどんどん膨らまされてるような感じでした、私の場合。

妊娠中に、色んな人に陣痛ってどんなもんなのか聞いてみたけど
何人かの人は、そんな大したモンでもない的な感想を言ってた人がいたりして
人によって全然痛みが違うんだなぁって思いました。

普段の生活で痛みに強い人は、陣痛に弱いって聞いたけど
たぶん私はずばりそっち系だと思われます。

だんだん陣痛の間隔が短くなって来て
痛くないはずの間も
次来る痛みに備えて体が硬直してリラックスできず。

Lamazeのクラスで習ったリラックス方法や
マッサージを試そうとするも逆効果。

少し触られただけで鈍器で殴られたような痛みを感じるし
ヒーヒーフーを一緒にやってくれてるふみくんの「フー」の息が
少しかかっただけで極寒の寒さに感じるし
痛みから来る体の震えが止まらないし、という状況。


コレ、もうそろそろ赤ちゃん出していいんじゃない?って思うぐらいの痛さで
まだ子宮口3センチ(ゴールは10センチ)・・・。

これまでのお医者さんの話から
陣痛が始まってからは出てくるまで時間がかからなそうな話だったので
長期耐久戦にはならないと思っていましたが
これからさらに強くなる陣痛に恐怖を覚えました。

どうせなら、陣痛の痛みも経験して産みたいと思っていたのと
マタニティークラスで、エピドラル(麻酔剤)を使用した場合の副作用は
私達の中では恐ろしいものという認識になっていたので
病院には、事前に普通分娩を希望していました。

なので、エピドラルを使うオプションは
そのときの自分の頭の中になかったのですが
私があまりにも苦しんでいて
その苦しみが、痛さレベルが10段階あるうちの「9」の状況だということで
ナースから薬を使う事を提案されました。


そこでエピドラルについて不安に思っていることを伝えると
エピドラルは他の麻酔薬よりも安全な事
従って、そこの病院ではエピドラル以外の薬は使用していない事
9割以上の人がエピドラルを使用して出産しているなど、丁寧に説明してくれ
最後に「出産は拷問じゃないんだからね」というナースの一言で心が動きました。

ちょっと2人で相談してみてね、
決めたらナースコール頂戴ね、

とナースが部屋を出て行く直前

「ちなみに、6時から9時の間は、麻酔医に手術の予定が入ってるから
もし希望するならそれ以外の時間だから」

と言われ、即決。
ナースが出て行った3秒後にナースコールを押しました。

予感として、その6時から9時の時間帯が
一番のピークを迎えそうだったので、やるなら今しかないなと。

すぐに麻酔医が来て、注射してチューブ入れてもらったら
すぐに楽になりました。もう世界が全然違ってみえた。
ナースも私の変貌ぶりに笑ってました。

いやほんと、昔の人ってすごいなって思いました。
こんな薬なしで何人も子供産んだりしてたんだから。
昔話とかで、体の弱い女性が子供を産んで死んじゃったみたいな設定あるけど
それ、分かるわ!って思いました。

日本の人もすごいね。まだ無痛分娩って浸透してないしねぇ。

自分が陣痛を経験するまでは、生命の神秘を薬に助けてもらうなんてって
思いが少しあったけど、そういうものでもないのかなと。

麻酔なしで歯を抜くのと、麻酔使って歯を抜くのと、
どっちが偉いか、みたいな話なような気がしました。

特にアメリカだと入院日数が極端に短いから
退院後の環境が万全じゃない人にとっては
現実的な手段として普通にアリかと。


という感じで今回、私は無痛分娩を選んだけれど
時間帯を考えても、これは良い選択だったと思ってます。

まず、私の体力が助かったのが第一だし
付き添ってるふみくんも休めたから
徹夜でかけずり回ってもらわないといけない状況からは抜け出せたし。

でも次回、また赤ちゃんを産む機会に恵まれたら
とりあえず、また薬無しでチャレンジしてみるつもりです。
次回はもしかしたら、そんなに痛くないかもしれないしね。


薬が効いてウトウトしていると
今度はナースが2人で入って来て
コンピュータのチェックやら、
点滴のつけ替えやらして
酸素マスクをはめろとの指示。

赤ちゃんの心拍数が急に落ちたらしい。

ちょっとビックリしたけど
「酸素をたくさん赤ちゃんに送ってあげてね」
と言われ、体内に酸素をいっぱい取り入れることに専念。

【動画:人生初の酸素マスク】


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by SorairoS | 2008-04-30 03:06 | 出産の話 | Comments(30)
カノン 出産物語 ①
カノンがこの世に誕生してから今日で5日目。
退院してから、二晩を共に過ごしました。

やはり慣れないことも多いので、スムーズにいかないことも多々ありますが
それは初心者だから仕方ないとあきらめ
マイペースでカノンとの絆を深めていこうと思っています。

家族が助けてくれているので
どうなるかと思っていた睡眠不足もそれほど苦痛ではなく、
体力も体のキズも順調に戻りつつあるのを感じます。

でもまだ日本ならば普通に入院してる時期。
大人しくしているつもりですが、これぐらいなら大丈夫かなって気持ちで
普段通りに少し外を出歩くとすぐに疲れて貧血状態になってしまいます。
お友達からの経験談の通り、目も疲れやすいみたいで
長時間、一つの事に集中することが難しいみたい。

もしかしたら、ここ数週間はコメントへの返事なしの
書きっぱなしブログになるかもしれませんが、お許しください!



てな勝手な事を言いつつも
まだ記憶が鮮明な間に自分たちの記録の為にも
カノン誕生にまつわる話をちょこちょこ書き留めておこうと思います。


前日の夜から前兆はあったものの
実際に、もしかしたらこれって本物の陣痛かも??
って感じたのが23日の夜7時頃。夜ご飯食べてるとき。

前日のスカシがあったもんで、誰にも信用されず
ただ一応、いつでも出れるように早めにシャワー浴びて体力温存。

夜の10時から11時ぐらいにかけて、
痛みが来る間隔を計ってみたら、10分間隔ぐらいで来てる様子。

お医者さんからの言葉もあるし、とりあえず病院に行ってみることに。
で、病院に到着したのが24日の0時

もしかしたらすぐに追い払われるかもなって思ってたのに
現状チェックの問診の段階で入院確定、痛みも加速。


すぐに分娩室に移されました。

動けるうちは、体を動かしている方が痛みも和らぐし
分娩も早いって言われて、廊下をウロウロ。

だんだん強くなってくる陣痛の痛みでしたが
今まで生理痛とかもほとんど経験したことないし
どこか体が痛みを感じて動けなくなるって経験がないので
勝手に私は陣痛に耐えられるタイプだと思っていたけど・・・


甘かった!!!


↓余裕の私。

↓まだまだ余裕の私。


↓やられてる私。



痛みで話せなくなるってこと、この世の中にほんとにあるんですね。
ふみくんの寒いジョークにも、突っ込みを入れられない自分が情けなかった・・・。

【動画:こんなに陣痛が痛いとは思わんかった】


しまいには、一歩も歩く事ができなくなりベッドの中で痛みを堪える事に・・・。

【動画:珍しく言葉を発さない私】


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by SorairoS | 2008-04-29 06:18 | 出産の話 | Comments(11)
初めまして、カノンです。
たくさんのコメント、そしてメール、本当にありがとうございました。

妊娠生活を含め
未だ自分の体から新しい命が誕生したということ
その新しい小さな人間が自分のミルクを求めてること
しかも、自分がちゃんとミルクを製造できてること
そして、バリバリ日本人同士の二人の子供がアメリカ人なこと、などなど
不思議でたまりません。

皆さんのコメントを読んだり
時間が経つにつれて実感してきました。


過去2つの投稿は、
ネットなんてできる場合じゃない私の代わりに
我が相棒ふみくんが代行してくれましたが
やっと体力も戻ってきたので自分から改めてのご報告です。

アメリカPST時間 4月24日 午前7時8分
7.3パウンド(約3200グラム)
19インチ(約47センチ)の赤ちゃんが無事に生まれました。



サプライズの性別は、女の子

お名前は、Kanon (花音)
ミドルネームは生まれ月にちなんで April です。

カノンという名前は、女の子らしくて春らしい名前ということで気に入り
加えて、二人ともクラシック音楽のカノンが好きということですぐに決まりました。

ミドルネームは、エイプリル か メイ になる予定でしたが
予定より早く生まれたので エイプリル になりました。


今日で誕生から二日目になりますが
元気でよく寝る良い赤ちゃんです。

昨日はどれだけ起こそうとしても起きなかったぐらいなのに
今日は積極的にミルクを求め、
抱っこされてないと泣いて主張してます。

ちなみに今は、お見舞いに来てる
うちのお母さんと弟のおもちゃになってます。


私の方は、昨日一日はほんとにぐったりでした。
途中から無痛分娩に切り替えたにも関わらず
出産に使う体力の消費はすさまじいんだなと実感しました。

初産は比較的予定日より遅れることが多く
分娩時間も長いらしいですが
病院入りしてから7時間で生まれてきてくれたので
親孝行な子じゃないかと思います。

経験者の方はお分かりだと思いますが
思ってたより赤ちゃんが大きかったので・・・
キズが痛んでます(苦笑)

ちなみにキズの深さは、5段階あるうちの「4」だそうです。
そりゃ痛いわ。

ま、不便あるのは今のところそれぐらいなので
あと数日したらキズも癒え、慣れてくるでしょう。

まだ病院で写真の整理とかできてないのですが
明日、退院した後、
また病院入りからカノン誕生までの壮絶な記録をまとめてアップしますのでお楽しみに。
(しつこいし、いらんって?)

では。


写真はカノン誕生30分後。
カノンちゃん、色鉛筆みたいな頭になってます。


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by sorairos | 2008-04-26 09:03 | 出産の話 | Comments(31)